カナダ、肥満・心臓病のリスクを高めるトランス脂肪酸を禁止。日本は動きなし。

 カナダで、「トランス脂肪酸」の食品添加を禁止する法律が、2018年9月15日に施工された。「トランス脂肪酸」はマーガリンや調理油に含まれ、それらを使ったパン、ケーキ、ドーナツ、揚げ物などに含まれている。多量に摂取した場合、肥満や心臓病などのリスクが上がるとされている。

 米国でも、3年間の猶予期間を経て、2018年6月以降は食品への添加が原則不可となっている。日本では、「(諸外国のトランス脂肪酸についての研究結果は)トランス脂肪酸の摂取量が、平均的な日本人よりも相当程度多いケースの結果であり、平均的な日本人の摂取量においては、これらの疾患リスクとの関連は明らかではありません。」(厚生労働省)として規制の動きはない。

trans.jpg
食品安全委員会「食品中に含まれるトランス脂肪酸」評価書より

取材・執筆 : 加藤一 2018年9月26日執筆

記事ランキング

もっと読む

トップページへ戻る

ページトップへ