魁力屋、25年度通期決算を下方修正 利益は前年マイナスへ

株式会社魁力屋(本社:京都市中京区、代表取締役社長:藤田 宗)が、2025年12月期通期決算予想を下方修正した。

<関連記事>
kaiS.gif
魁力屋 vs 壱角家 徹底比較で浮き彫りになった一見好調そうに見えるラーメン業態に孕むリスク

魁力屋、海外1号店を独資で台湾に。日式ラーメン競合激化、「京都」で差別化。

京都北白川ラーメン魁力屋、「けいすけ」のグランキュイジーヌの全株取得。シンガポール事業は対象外か。


売上高予想140億円を137億円(前年実績122億72百万円)に、営業利益予想10億円を8億円(8億60百万円)に、経常利益予想10億円を8億円(8億80百万円)に、最終利益予想6億20百万円を4億50百万円(5億35百万円)にそれぞれ下方修正した。 営業利益、経常利益は前年マイナスとなる。

但し、25年1〜9月の既存店売上高は、104.0%と順調。全店では、113.7%と好調だが、利益マイナスと修正した。

物価高騰による原材料価格の高止まり、人材確保を背景とした人件費の増加に加え、グランキュイジーヌ(けいすけ)の買収などマルチブランド展開により利益が圧迫されたという。

「壱角家」を展開する株式会社ガーデン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:川島 賢)も、2026年2月期2Q(25年3~8月)で、売上高88億23百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益8億4百万円(22.8%減)の増収減益となった。


kai.gif

取材・執筆 : 安田正明 2025年10月22日

記事ランキング

もっと読む

トップページへ戻る

ページトップへ