ワイエスフード、ミシュランシェフをCCOに迎える 今後のM&Aに向け、競争力高める

九州筑豊ラーメン「山小屋」を展開するワイエスフード株式会社(本社:福岡県田川郡、代表取締役社長:高田 十光)が、ミシュランシェフの西村貴仁氏をChief Creative Officer(チーフクリエイティブオフィサー)に10月1日付けで迎え入れる。

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「筑豊ラーメン山小屋」ワイエスフード、2年で社長交代。次は、オリックス出身の高田 十光氏に。

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西村氏は、福岡県北九州市小倉出身。渡仏後に、「フレンチではなく"西村の料理"が食べたい、と言ってもらえる料理を作りたい」という想いから「ニシムラ料理」と銘打ち、既存のジャンルに捉われない独創性ある料理に取り組んでいる。2019年には「ミシュランガイド 福岡・佐賀・長崎 特別版」において一つ星(フュージョン部門)を獲得し、また韓国・ソウルの「Nishimuramen(ニシムラ麺)」はビブグルマンに選出されている。

ワイエスフードは、ラーメン事業を中心に展開してきたが、今年6月就任したオリックス出身の高田社長の下、「多様なジャンルを取り込む総合飲食プラットフォームへの進化」を掲げ、「焼肉やっぱ。」、「ROTISSERIE★BLUE」、「焼肉BEEFMAN横浜」を今年買収した。グループ全体の競争力をさらに高めるため、世界的な評価を受けるシェフである西村氏を迎える。

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「Nishimuramen(ニシムラ麺)」(韓国・ソウル)

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西村貴仁氏

取材・執筆 : フードリンクニュース編集局 2025年9月19日

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