「一風堂」力の源HD、インドネシアで"ハラル"ラーメン業態を開発。あと3年で売上500億計画、あと160億。

 博多ラーメン「一風堂」を展開する株式会社 力の源ホールディングス(本社: 福岡市中央区、代表取締役社長兼CEO:山根 智之)が、新たにハラル業態を展開するため、インドネシアに現地法人を設立する。

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 社名は、「Noodle Mania Indonesia ヌードルマニア」(仮称)。資本金は100億インドネシアルピア(約89百万円) 。現在インドネシアで「一風堂」を8店舗展開しており、その運営企業「PT. IPPUDO CATERING INDONESIA」の子会社となる。設立時期は未定。

 米国ニューヨークで、ブランド初の試みとなる、完全プラントベースメニューを提供するヴィーガン専門店「ippudo V Brooklyn店」を4月18日にオープンさせ、欧米で広がるヴィーガン市場に対応するなど、新しい顧客開拓に躍起となっている。

 同社は、28年3月期までの経営計画として「売上500億円、営業利益50億円以上」を掲げている。25年3月期で売上高341億66百万円(前期比7.5%増)、営業利益28億9百万円(14.8%減)であり、売上を160億円積み増す必要がある。

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NYでオープンさせたヴィーガン専門店

取材・執筆 : 安田正明 2025年6月13日

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