モスバーガー、中国から2度目の撤退。ライスバーガーでは勝てなかった。

 「モスバーガー」を展開する株式会社モスフードサービス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中村 栄輔)が、中国の全6店舗を6月末で閉め中国市場から撤退した。

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 2010年2月に中国の福建省厦門市に1号店「思明南路店」を出店し、福建省に4店舗、江蘇省に1店舗、上海に1店舗の計6店舗を展開していた。アジア各国で人気の高いライスバーガーの商品構成を充実させ、日本の定番メニューを中心に販売していた。ハンバーガーという食材を日本企業が中国で手がけることが難しかったという。

 同社は1994年にも中国に出店し、97年に撤退した。23年末時点では、海外で456店舗を展開している。

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取材・執筆 : 安田正明 2024年7月3日

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