「いきなり!ステーキ」、リブランディング店を検討中。グループ客も引き込みたい。

 株式会社ペッパーフードサービス(本社/東京都墨田区、代表取締役社長CEO:一瀬 健作)が、2024年12月期第1四半期決算説明の中で、 「いきなり!ステーキ」のリブランディング店舗の出店を検討中であると公表した。

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 「いきなり!ステーキ」の中核を担うようなフラッグシップ店舗として、強みと弱みやターゲット層の再確認、商品の内容やサービスのブラッシュアップ、グループで食事を楽しめる空間づくりを目的とする。この結果を既存店舗に水平展開し、ブラッシュアップを図る。

 24年12月第1Q(24年1~3月)は、売上高は35億55百万円(1.7%減)、営業損失50百万円(前期は赤字2億12百万円)、経常損失30百万円(前期は赤字2億11百万円)、最終赤字50百万円(前期は赤字3億14百万円)。不採算店舗の撤退が進み、本社費用の削減及び値上げにより利益は改善された。「いきなり!ステーキ」事業は、売上高34億39百万円(2.5%増)、セグメント利益2億32百万円(66.8%増)と黒字。

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2024年12月期第1四半期決算説明
https://www.pepper-fs.co.jp/_img/ir/financial_statements/2024/PFS20240515.pdf

取材・執筆 : 安田正明 2024年5月20日

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