SANKO、水産卸からフードコート内10店舗を取得。鮮魚の販路を居酒屋から拡大。

 株式会社SANKO MARKETING FOODS(本店:東京都中央区、代表取締役:⻑澤 成博)が、水産物卸の株式会社牧原水産(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役:牧原 章和)と業務提携契約するとともに、同社がイオンモールなどで展開する「漁港めし家」など10店舗を譲り受ける。

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 牧原水産は、愛知県蒲郡市に本社を構え、地元・形原漁港で水揚げされた水産物・水産物加工品を販売している。また、飲食店舗も運営し、ボリューム満点の三河一色産鰻や、市場直送の新鮮な魚を使った丼ぶり物などを「より安く!より美味しく!」をモットーに地元・蒲郡を中心に16店舗を展開している。今回、その内イオンモール9施設、mozo ワンダーシティのフードコートに出店する10店舗をSANKOが譲り受ける。残る6店舗は、牧原水産が継続運営する。

 さらに、業務提携し双方の強みである仕入れネットワークを共有化することで、両社の店舗で提供する水産物の価値をさらに高めていく。

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取材・執筆 : 安田正明 2023年11月29日

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