DD、上場廃止猶予銘柄から抜け出た。アフターコロナ攻めの準備整う。

 株式会社DDホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役:松村 厚久)が、2022年2月期において債務超過を解消したことにより、関東財務局から5月30日付けで上場廃止猶予銘柄から解除されたと発表した。

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 22年2月期通期業績においては、営業損失73億32百万円を計上しているものの、助成金収入71億70百万円の計上などにより経常損失97百万円、親会社株主に帰属する当期純損失3億54百万円となったが、新株予約権の行使により8億74百万円の調達、A種優先株式を発行し50億円の調達を実施したことで、純資産額は52億40百万円となり債務超過は解消した。

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松村 厚久社長

取材・執筆 : 加藤一 2022年6月1日

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