スシロー、魚の品種改良を研究。くら寿司は「オーガニックはまち」。回転寿司はオリジナル魚の競争か。

 「スシロー」「京樽」を運営する株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長 CEO:水留 浩一)が、ゲノム編集などを活用した魚類の品種改良の共同研究を行う。

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 ゲノム編集技術を活用した水産物の品種改良を進めるリージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社⻑:梅川 忠典)と、ゲノム編集技術を持つプラチナバイオ株式会社(本社:広島県東広島市、代表取締役CEO:奥原 啓輔)との3社共同研究となる。

 地球温暖化による環境変化(海水温上昇など)で不漁、赤潮による漁業被害などが相次ぐなか、将来にわたり水産資源を安定的・持続的に確保することが目的。スシローは、品質改良で生み出された魚類を育てるため養殖事業者との合弁会社設立も計画している。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年11月15日

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