出前館、売上3倍、でも赤字200億。来期は更に赤字500億予想。デリはコロナ後も定着する自信。

 デリバリー代行の株式会社出前館(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤井 英雄)が、21年8月期決算で売上高290億8百万円、181.5%増。売上が1年間で約3倍になった。

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 流通取引総額は1,627億円、58%増。アクティブユーザー数は734万人、87%増。加盟店舗数は8.4万店、156%増。サービス対応エリアは47都道府県に広がり、全世帯の56%をカバーするまでに育った。

 しかし、ウーバーイーツらとの激しい競合を勝ち抜くため積極的な投資を行い、当期純利益は206億51百万円の赤字となった。前年も41億12百万円の赤字だった。22年8月期は流通取引総額3,300億円と2倍となるが、営業利益は500~550億円の赤字になると同社は予想している。今年9月に親会社のZホールディングスや海外投資家から約800億円を調達しているが、来期には底をついてしまいそうだ。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年10月15日

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