モンテローザ、500店舗を休業。食材を無駄にしないように、直前半額セールを行った。東京都はこんな努力を分かっているのか。

 株式会社モンテローザ(本社:東京都武蔵野市、代表取締役:大神 輝博)が、7月12日から緊急事態宣言の発出およびまん延防止等措置の延長に伴い、対象地域で約500店舗を休業させる。

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 7月12日(月)~緊急事態宣言・まん延防止等措置の解除までとする。全店舗数の3分の1を休業させることとなる。休業が決定した都内店舗206店舗では「食材を無駄にしない、フードロス削減」のため、7月10日・11日の2日間、半額セールを実施した。

 決算公告によると、モンテローザは21年3月期で売上高436億8500万円、前年比44.4%。純損失240億4800万円。居酒屋業態が多いゆえに非常に厳しい状況となっている。非上場会社だが、日本政策金融公庫は救ってくれるのだろうか。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年7月13日

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