これに対し同社は、この命令に従わず通常営業を続けると発表した。以前は命令が出た段階で要請に応じてきたが、今回は下記の理由からこの方針を変更する。
①東京都は現在緊急事態ではなく、予防措置で出された私権制限は違法。
②酒類提供停止は本来は法改正が必要。
③弁明書の中での質問に東京都は応えていない。
④命令に従っても補償はない。
命令不服従による過料に対しても徹底的に争うと長谷川社長は宣言している。通常営業を続けている店舗では、昼間から酒類を求めるお客で賑わい、レストランがお客に提供すべきお客の笑顔に溢れ、イキイキしたスタッフ達の充実感に溢れている。まるで米国の禁酒法という悪法時代に、庶民に愛されたスピークイージー(もぐり酒場)のようだ。


