ぐるなび、加盟店2割去り、売上高47%減。食べログが売上トップに。

 株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原 章郎)が、2021年3月期決算を公表した。売上高161億81百万円、47.7%減。営業利益マイナス74億23百万円、経常利益マイナス72億69百万円、最終利益マイナス97億4百万円。

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 加盟飲食店の退会や契約金額減額により加盟料事業は104億80百万円、43.8%と半減。有料加盟店舗数は前期末より10,973店舗減少し44,532店舗と、20%減った。ネット予約事業はGo To Eatキャンペーン効果もあり、28億3百万円、62.3%。他方、Go To Eatキャンペーン事業の受託によりプロモーション売上は21億37百万円と前年比270%に伸びた。国からの受託料は13億円か。

 カカクコムは「食べログ」の21年3月期売上高を177億86百万円と発表しており、ぐるなびは検索サイトNo.1の座を食べログに明け渡したこととなる。ぐるなびは理念体系を新たに定め、存在意義を「食でつなぐ。人を満たす。」とし、「飲食店を中心に食産業全体の活性化に貢献することを使命として、革新的な事業を展開してまいります。」と5月12日、発表した。


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取材・執筆 : 加藤一 2021年5月13日

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