酒卸カクヤス、6月飲食店向け6割まで回復。家庭向けは2割増にスローダウン。

 業務用最大手の酒類卸、株式会社カクヤス(本社:東京都北区、代表取締役社長:佐藤 順一)が、6月の飲食店向けの同社業務用売上高は前年比59.9%と発表した。5月は24.1%だったので回復してきた。

 家庭用は123.1%。5月は145.9%で、ステイホームから外に出始めたことが分かる。合計では78.0%。業務用の構成比が7割を占めるカクヤスにとっては、外食市場の回復が鍵となっている。

 徐々に外食にお客が戻ってきたが、年末までにどれくらい戻るのだろうか。

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取材・執筆 : 加藤一 2020年7月8日

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