マクドナルド、コロナをかわして4月既存店売上6.5%増。モバイルオーダー好調。

 日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:日色 保)の2020年4月月次実績が、新型コロナウイルスで他社が売上を急落させる中、既存店売上高6.5%増となった。

 マクドナルドは4月20日から「特定警戒都道府県」対象地域13都道府県の約1910店舗で、全時間帯一部店内客席の利用を中止した。さらに、4月29日からゴールデンウィークを挟み5月14日まで、全約2,900店舗で終日店内客席ご利用中止を続けている。

 テイクアウト、ドライブスルー・デリバリーが好調で、客数18.9%減ながら、客単価31.4%も伸びた。ファミリー客の心をつかみ、単価アップでコロナ禍をかわしている。特に、モバイルオーダーが好評なようで、家族を代表して父親がテイクアウトするシーンをよく見かける。

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取材・執筆 : 加藤一 2020年5月8日

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