複数の居酒屋などが集まってひとつのテナントを共有する「○○横丁」系の外食施設。このタイプの飲食店は今でこそ珍しくないが、2015年末にまったく新しいタイプの複数業態集合店舗が誕生した。それが「バーストリート」である。場所は千駄ヶ谷となり、その名の通り「バー」だけが集まった施設だ。面白いのは、テキーラやラムなど各店が酒のジャンルを絞った専門店であるということ。運営するのは酒類の取り扱いなども手掛ける「株式会社 H.I.P. Professionals(東京都渋谷区)」。自身がバー業界の第一線で活躍してきた生粋のバーテンダーであるとともに、数々のバーの立ち上げに携わって成功に導いてきた同社CEOの近藤喬哉(たかや)氏に「バーストリート」のビジョンをうかがった。
「バーストリート」にて。同店へのアクセスは「北参道駅」、「国立競技場駅」、「千駄ヶ谷駅」、「原宿駅」など複数路線を利用できる。