酒の小売市場では、高アルコールの商品が大ヒットしている。これまでも缶チューハイを中心にアルコール度数7%以上の商品は多かったが、今年に入って各社のバリエーションは拡大。また、新ジャンルビール(第3のビール)も新作ラッシュで活況だ。一方で、外食シーンではどうだろう。その影響は? また恩恵は受けているのだろうか? 本稿では高アル礼賛時代に飲食店が勝ち抜く方法を考察したい。
2018年は年明け早々から、各メーカーの発表会では高アル商品で戦う意思が宣言され、春にかけて次々と市場に投入。しかも半期の折り返し地点を経て、各社はより注力している。