"ちょい飲み"需要は、今どこへ行った。

 ちょい飲みとは、ふらっとお店へ立ち寄って軽くお酒を楽しむ行動である。ちょい飲みブームの火付け役となったのは、大手ファーストフード企業「吉野家」が2015年4月より開始した「吉呑み」だろう。「吉呑み」は、夜間の空席が目立っていた2階客席の活用と集客力アップが目的だったが、実験店のJR神田駅前店の反響が良かったため店舗数を一気に増やしていった。その後、ロイヤルHDの「てんや」「なか卯」や、「リンガーハット」なども次々とサービスを開始し全国へ広がっていった。ちょい飲みは、今や日本全国に浸透したといっていい。今回は、さまざまな外食シーンに普及した"ちょい飲み"の現状を考察していきたい。

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ちょい飲みブームはどこへいった。

取材・執筆 : 酒井慎平 2018年6月20日

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