百貨店で見られた様々な工夫。

 経済産業省が主導して経済界と連携した個人消費拡大キャンペーン、「プレミアムフライデー」が2月24日に初めて実施された。経団連では、午後3時には仕事を終えて帰るように促したが、実際に3時に帰れた人は3~5%程度という調査結果が出ている。多忙な月末の金曜日とあって早めに帰ること自体が不可能、オフィス街の飲食店では早めに家に帰られてしまうとかえって消費が減るという、否定的な意見も出ている。果たして、プレミアムフライデーは外食の消費拡大につながるのか、取材した。(4回シリーズ)

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伊勢丹新宿店では7階レストランフロアー「イートパラダイス」で、街バル感覚の「週末めぐらナイト」を開催した。

 24日のプレミアムフライデー初日に、伊勢丹新宿店では、7階レストランフロアー「イートパラダイス」で、「週末めぐらナイト」というイベントを行った。これはレストランフロアーに特設されたカウンターで1001円にてパスポートを購入すると、参加店で1001円のプレミアムフライデーセットを購入できるというもの。参加店は10店あり、バル感覚でレストラン巡り、飲み歩きができるといった企画だ。

取材・執筆 : 長浜淳之介 2017年3月8日執筆

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