ポケモンGOと提携したマクドナルド、都心店と郊外店で明暗が分かれる。

 7月22日に配信されるや否や、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ、スマートホン向けゲームアプリ「ポケモンGO」。既に飽きた人多数、大ブームは早くも沈静化したという声が聞かれる一方で、今もレアなポケモンを収集できると評判の上野公園に行くと、花見の頃と遜色ないほどのゲーマーが集まっており、ひたすらスマートホンの画面を見ながら操作している。集客効果の高さは明らかだ。「ポケモンGO」と提携した「マクドナルド」の業績回復にも一役買っている。そこでどうすれば「ポケモンGO」を活用して、飲食店の集客に結び付けられるかを特集する。
(4回シリーズ)

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マクドナルド渋谷東映プラザ店。店の下の壁でスマホに見入ってゲームをしている人がいるのは、店の外も「ポケストップ」の範囲内だから。

 日本マクドナルドが、「ポケモンGO」を運営する米国のゲーム開発会社ナイアンティック及び任天堂の関連会社で「ポケットモンスター」のライセンスを管理するポケモンとの提携を正式に発表したのは、日本でのゲーム配信日となった7月22日。日本中にある「マクドナルド」の店舗約2900店が、ゲーム上重要な場所である「ポケストップ」または「ジム」になっている。

取材・執筆 : 長浜淳之介 2016年8月16日執筆

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