逆境のミスタードーナツ、外食の強みを活かした戦略で打開を狙う。

 「セブン-イレブン」が、セルフのいれたてコーヒーに続く、カウンター周りの大型商品として導入したのがドーナツ。これにコンビニの競合チェーンも追従。挑戦を受けた「ミスタードーナツ」をはじめとする外食のドーナツチェーンが、軒並みビジネスモデルを見直さざるを得ない事態となっている。ドーナツ専門店はいかにして生き残ろうとしているのか。一方で、コンビニはどう攻めようとしているのか。まとめてみた。(4回シリーズ)

DSCF9210.JPG
カフェ風にブラッシュアップされた、ミスタードーナツららぽーと立川立飛ショップ。コーヒー、紅茶などのドリンクはセルフで飲み放題。

 ドーナツ業界の雄であり、日本のドーナツ市場の実に9割を独占してきたと言われる、「ミスタードーナツ」。しかし、「ミスタードーナツ」チェーンを展開するダスキンの決算報告書には、苦渋の現状が表出している。

取材・執筆 : 長浜淳之介 2016年4月18日執筆

記事ランキング

もっと読む

トップページへ戻る

ページトップへ