これまでお酒を飲む場所とは考えられていなかった、商業施設のフードコートで、バーカウンターを設置して、お酒が飲める場所が増えている。ファミレスや牛丼チェーン、ラーメンチェーンで飲む"ちょい飲み"が、フードコートにまで波及しているのだ。消費者の高齢化で、落ち着いた雰囲気のフードコートが増加し、テナントの出す料理が高質化していることも、お酒を出す機会をつくり出している。(5回シリーズ)
「イオンモール幕張新都心」の「グランドモール」内、フードコート「ライブキッチン」にある「ズッパ」。バーカウンターを持つ。
郊外型ショッピングセンターの建設では、日本で最も熱心なイオン。全国で140を超えるイオンモールでも、立地とコンセプトによっては、お酒が飲めるフードコートがつくられている。