いよいよ、6月13日より約1ヶ月にわたり、サッカーのワールドカップ、ブラジル大会が開幕する。それとともに、盛り上がりを見せているのが、サッカーが盛んな中南米の料理を出す業態だ。経済発展が著しいBRICSの一角を占めるブラジルをはじめ、中南米諸国は東南アジアとともに次の世界の工場になると期待されており、外食においても単なる民族料理店の範疇から脱した、流行の先端を走るモダンな業態に変革を遂げつつある。このような力強いモダン・ラテンアメリカ・ダイニングの胎動をレポートする。(6回シリーズ)
■「ムーチョ モダンメキシカーノ」、メキシコ伝統の技法に創作性を取り入れ連日満席。
W杯開催間近!盛り上がるモダン・ラテンアメリカ・ダイニング(6-1)
■ブラジル料理「トゥッカーノ」、本格的シュラスコ&クイックなブラジリアン・ステーキで浸透狙う。
W杯開催間近。盛り上がるモダン・ラテンアメリカ・ダイニング(6-2)
■肉1切れ350円から。シュラスコの敷居を低くしたブラジル料理居酒屋「ブラジリアン食堂 BANCHO」。
W杯開催間近。盛り上がるモダン・ラテンアメリカ・ダイニング(6-3)
これまでのシュラスコ専門店では無かった、オープンキッチンが強調された「リオグランデグリル」六本木店。クリエイト・レストランツの新業態で、移転したベトナム料理「シクロ」からの転換。