「備長扇屋」のヴィア、トップ交代。外食は銀行管理の時代に入るのか?


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 「備長扇屋」など400店を展開するヴィア・ホールディングスが、大幅な経営体制の再構築に踏み込んだ。銀行主体のファンドと銀行団から69億円を調達し、さらに事実上の創業者と言える横川紀夫社長が退任して、メインバンクである、りそな銀行出身の取締役が社長に就任する。コロナによる財務毀損に対し、キャッシュ確保で金融機関に頼った会社は、今後銀行管理下に置かれる可能性が高まっている。

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取材・執筆 : 竹中裕司 2021年4月10日執筆

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