テイクアウトでも強い「から揚げ」大戦争! 外食大手が注力し、成功している理由(前編)

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最大手「からやま」の「合い盛定食」(690円)


 この数年で伸びた業態の一つが「から揚げ」専門店です。とんかつチェーンの「かつや」で知られるアークランドサービスホールディングスが「からやま」の多店化に成功し、すかいらーくホールディングスが「から好し」で追随。さらに、ワタミも「から揚げの天才」で参入し、「から揚げ戦争」というフレーズも使われるほどホットな業態になっています。

 しかも、から揚げはテイクアウトでも強い商品。新型コロナウイルスの影響でテイクアウト需要が高まる中、注目度が増しています。ということで、外食大手3社のから揚げ専門店を改めてすべて視察。「そもそも、なぜ今、から揚げなのか?」、「大手のから揚げ専門店の実力はどれほどのものなのか?」、「から揚げ戦争はどんな様相を呈しているのか?」など、大いに気になった点をレポートします。

<関連情報>
から揚げ「からやま」、100店舗超え。「かつや」に次ぐ業態に育った
https://www.foodrink.co.jp/news/2020/03/24105222.php

ワタミ「から揚げの天才」、コシダカがFC加盟。まねきねこ、カーブスと大量出店を期待
https://www.foodrink.co.jp/news/2020/03/1781438.php

からあげバル「がブリチキン。」、フードコート出店。食業態へチャレンジ
https://www.foodrink.co.jp/news/2020/03/17103825.php

取材・執筆 : 亀高 斉 2020年4月11日執筆

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