食べログ、ネット予約数5割増。従量制課金への転換で収益3割増。

 「食べログ」の2018年4~12月期間の売上高は180億22百万円、21.9%増。収益は140億30百万円、29.3%増。同サイトを運営する株式会社カカクコムが発表した2019年3月期第3Q(2018年4~12月)で判明した。ぐるなびとは対照的な業績となった。

 同サイトは、従来の月額基本料金のみのプランから、月額基本料金とネット予約に応じた従量料金が発生するプランへの切り替えを会員飲食店に促している。2018年12月時点で、新料金プランの契約店舗数は35,100店舗と好調に増加。全会員飲食店の約6割がネット予約付の新プランに変更している。ネット予約人数は12月で894万人、51.6%増と急激に伸びているため、従量制部分の売上・収益が増えた。

 一般ユーザー会員は、有料サービス加入者数が減少している。ユーザー会員事業の売上収益は22億12百万円、2.2%減。

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取材・執筆 : 加藤一 2019年2月6日執筆

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