ラーメン事業では、既存ドミナントエリアの強化を狙いとして「幸楽苑」10店舗(ロードサイド7店舗、ショッピングセンター内フードコート3店舗)の出店、フランチャイズ店2店舗の直営店への転換、スクラップ21店舗(ステーキ業態へ10店舗転換)、スクラップ・アンド・ビルド1店舗を実施した。総店舗数は、直営店504店舗(前年同期比32店舗減)となった。この結果、売上高は281億41百万円(前年同期比2.2%減)となったが、「働き方改革」の推進を目的とした店舗営業時間の短縮、就労コントロール推進による販管費の削減等により、営業利益は35億66百万円(同260.5%増)と大幅な増益となった。
焼肉ファーストフード「焼肉ライク」ともフランチャイズ契約を締結しており、「いきなりステーキ」だけでなく、スクラップ&ビルドで「焼肉ライク」もロードサイドに出店していく計画だ。

女性客、外国人客を意識して2018年10月に改装した「幸楽苑平河町店」(東京・秋葉原)。