富士そば、国内運営会社7社を統合。シンジケートローンなど46億円融資枠確保。

 立ち食い蕎麦「名代富士そば」を展開するダイタンフード株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長:丹 有樹)が、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、取締役頭取 藤原弘治)をアレンジャーとする計9金融機関との間で総額46億3900万円のシンジケートローンなどを組成をしたと発表した。

 「名代富士そば」は、現在では国内132店舗、海外20店舗を有する。同社は、海外店舗を管轄するダイタンホールディングス株式会社の他に、国内事業をダイタンフード株式会社、ダイタン企画株式会社など7社で分割して運営している。この度、ダイタンフード株式会社を存続会社としてこれら7社を合併させ、財務基盤の強化と資産の効率運用を徹底する体制を構築した。

 本契約は、グループの積極的な事業展開を支える機動的かつ安定的な出店および改装のための設備資金の調達枠として新たに設定した特殊当座貸越枠と、グループ全体の既存負債をリストラクチャリングした形でのシンジケーション方式によるタームローンにてリファイナンスを行ったもの。契約期間は、2018年12月から2023年12月まで。

 2015年に就任した2代目社長、丹 有樹氏の下、経営の合理化に着手した。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年12月26日執筆

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