景気実感調査、6か月ぶりに悪化。

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内閣府が毎月、景気の実感を聞いて指数化する景気ウォッチャー調査によると、5月は円安などの影響で原材料の仕入価格の値上げが続いたため、利益が減っているといった声が多く聞かれ、前月を0.3ポイント下回り6か月ぶりに悪化した。株価の上昇や、外国人旅行者の増加で都市部のデパートで売り上げが伸びているといった声が聞かれた一方で、円安などの影響で原材料の仕入れ価格の値上げが続き、利益が減っているといった声がメーカーの担当者から多く聞かれたためである。これを踏まえて、内閣府は「景気は、緩やかな回復基調が続いている、先域については、物価上昇への懸念等がみられるものの、夏のボーナス及び賃上げ、外国人観光需要への期待等がみられる」と述べている。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2015/0608watcher/watcher1.pdf

取材・執筆 : 酒井慎平 2015年6月10日

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