2015年5月1日~10月31日までイタリア・ミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」に日本政府は日本館を出展する。予想される入場者2千万人に日本食をアピールするために館内にレストラン2店舗を設けることとなり、そのプロデューサーに柴田陽子氏が選ばれた。柴田氏は際コーポレーション株式会社出身で独立後、「ヒカリエ」(東京・渋谷)や「パレスホテル東京」(丸の内)のレストランフロアのプロデュースを手掛けた。運営は日本フードサービス協会(JF)が受託する。美濃吉が運営する京懐石レストランと、壱番屋、柿安本店、サガミチェーン、モスフードサービス、人形町今半、京樽が運営するフードコートの2店舗。京懐石店20席、フードコート160席と規模は小ぶりながら、「日本食を欧米人に広く理解してもらう絶好のチャンス」(櫻田厚JF会長)となる。

日本館レストランプロデューサーに就任した柴田陽子氏。