食べログ「チェーン店ディスカウント」訴訟 最高裁で合理性あり

食べログのアルゴリズムを不当とする訴訟で、焼肉チェーン「コラボ」を運営する株式会社韓流村(本社:東京都港区、代表取締役:任 和彬)の上告を、3月6日までに最高裁は受理せず退けた。

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韓流村は、食べログが19年5月21日以降、チェーン店だけを狙い撃ちにした、点数を差別的に下げる不当なアルゴリズムを設定し、食べログの優越的地位を利用して、「チェーン店ディスカウント」が行われた結果、韓流村の集客が減ったとして、6億円余りの損害賠償を求めて訴えた。

一審では、点数を下げるチェーン店差別アルゴリズムは独占禁止法違反の優越的地位の乱用に当たると認定されたが、カカクコム側は控訴し、二審の東京高裁ではひっくり返って棄却された。

この後、韓流村は「食べログ被害者の会」を設立し、最高裁に上告していた。しかし今回、上告は棄却され、食べログ側にはお咎めなしと確定した。アルゴリズムの変更は、不正な口コミによる影響を排除する目的であり、合理性があると認めた。

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韓流村「コラボ」

取材・執筆 : 安田正明 2026年3月9日

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