日高屋、3~5%値上げ。「中華そば」390円で据え置き、客離れ防ぐ。

 株式会社ハイデイ日高(本社:さいたま市大宮区、代表取締役社長:青野 敬成)が、「日高屋」全店舗において8月26日(金)より大半の商品で値上げを行う。

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 原材料費等の高騰は企業努力だけでは補えない水準にまで達しており、今後もコストの更なる上昇傾向が継続することが見込まれることが理由。10~50円、3~5%の値上げ幅となる。餃子は6個入りで20円値上げし税込250円となる。

 しかし、メインの「中華そば」は税込390円のまま価格は据え置く。但し、チャーシューの製造工程を見直しカット方法を変更したため盛り付けの一部が変更になるという。ライスは20円値下げの160円とし、新たに「ライスセット(ライス、スープ、漬物)」180円を新規に投入する。

 また、今回の価格改定に合わせ、一部に外国産を使用していた野菜を国産化し、餃子と野菜たっぷりタンメン等に使用する野菜類を国産化する。鮮度と品質にこだわり、安心安全な商品の提供につなげる。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年8月23日

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