仙台で「生パスタ専門店コパン」などを展開する株式会社ダックス(本社:仙台市泉区、代表取締役会長:遊佐 祝治)が自己破産を申請したと帝国データバンクが報じた。負債総額は約7億円。
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22年上期の飲食業倒産、過去20年で最少。過剰借入で持ちこたえるが、夏の第7波が怖い。
1992年創立で、県内のほか東北や関東圏で「生パスタ専門店コパン」やフードコート内の「quick pasta COPIN」などを展開。「しゃぶしゃぶ寿々」「仙台牛タンゆう助」「がっつり食堂ゆう助」などパスタ以外の業態まで広げ、ピーク時、2009年1月期には約15億円売り上げていた。しかし、急激な多店舗展開により、不採算店舗が発生し資金繰りが悪化。新型コロナ感染拡大による営業自粛もあいまって、21年7月期売上は約6億5000万円まで減少し債務超過に陥っていた。
22年5月には、元アークランド社長の臼井 健一郎氏がプロデュースした「お出汁とスパゲッティ仙台コパン」をオープンさせたばかりだった。
