海帆、10億払込完了。ギリギリの上場廃止を回避。

 株式会社海帆( 本社: 愛知県名古屋市、代表取締役社長:國松 晃)が、3月28日に吉川元宏氏から第三者割当増資分10億円が払い込まれたと発表した。

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 さらに新株予約権70千万円も3月28日に払い込まれた。こちらは、投資会社のNAICサステナブル合同会社、海帆親会社のTB1株式会社、海運のSeacastle Singapore Pte.Ltdの3社が引き受けた。

 同社は、2022年3月第3Q(21年4~12月)決算で純損失2億56百万円を計上し、7億23百万円の債務超過となった。上場廃止となる期限は2022年3月31日まで。ギリギリで上場廃止を回避できた。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年3月29日

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