フレンドリー、うどん業態で債務超過を解消したい。以外は全て閉店済み。

 讃岐うどん「香の川製麺」ほか居酒屋などを関西で展開する株式会社フレンドリー(本社:代表取締役社長:小野 哲矢)が、2020年3月期 決算で12億80百万円の債務超過となり、親会社である株式会社ジョイフルと資本増強などの協議を開始した。

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【解説】200店閉店のファミレス「ジョイフル」。3割もの店舗を閉めざるを得ない構造的理由
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 「釜揚げ讃岐うどん香の川製麺」以外の業態を全て閉店済みで、香の川製麺27店舗に経営資源を集中させる。本社の遊休施設を活用して追加の投資を行わずに「カミサリー」(食品加工工場)を設立し、従来各店舗で実施していた「仕込み作業」を集中的に行う体制に全店移行。低価格でのうどん販売で債務超過の解消を図る方針だ。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年6月15日

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