連載「サービスを磨く」というキャリアアップの道。

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第3回 後編
禰冝田賢二氏 
第8回S1サーバーグランプリ準優勝(2013年3月)
第9回S1サーバーグランプリ準優勝(2014年3月)
当時:株式会社ダイナック「ROSE & CROWN Jr.」赤坂店店長
現在:株式会社ダイナック QSC統括本部 課長代理 ホスピタリティ マネージャー

■飲食業を学校よりも素晴らしい教育的環境にする

エントリーナンバー1番、内定も1番

 就職の季節を迎えて、バーのマスターから自分の会社に入社をすることを勧められていたが、禰冝田氏は「外の世界を見たい」とマスターに伝えていた。

 禰冝田氏自身はビールメーカーを希望していてパソコンで就職活動をしていた。ある日サントリーからメールが届いていて、そこをクリックしたところダイナックのホームページとつながっていた。他のビールメーカーの場合も飲食事業の系列会社からメールが届くということが幾つかあったが、それが結局ダイナックに落ち着くことになったのは、ダイナックのホームページの構成に好印象を抱いていたからだ。そこでダイナックにエントリーをしたが、他にはエントリーをしなかった。

 ダイナックではエントリーナンバーが1番で、内定も一番早い4月1日であった。最初の配属先は、東京駅八重洲北口にあるバーであった。当時はオーセンティックバーのたたずまいがあった。規模はカウンター席がL字型で15席、全体で90席程度。これを2人のバーテンダーでこなさなければならない。

 2人で90席の飲み物を全てこなすとなると、機械的に動く必要があった。

取材・執筆 : 千葉哲幸 2018年12月26日

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