「経営者というよりもレストランオーナー」 街の資産となる店作りが成功している理由とは?

 原宿・明治通り沿いに3月にオープンした商業施設「キュープラザ原宿」。その9Fに入った『ピッツェリア カンテラ』は、この界隈随一の眺望を誇るテラス席と、全粒粉を使ったピッツァが特徴的な店である。運営するのは「MOTHERS」や「inokashira kitchien」など西東京エリアで8店舗を展開する株式会社MOTHERSだ。

 代表を務める保村良豪氏は、グローバルダイニングの卒業生。「入社3カ月、21歳」という最年少・最短期間レコードで「ラ・ボエム表参道」の店長に抜擢されるなど、華やかな経歴で知られる人物である。2001年、東京・東大和市に「MOTHERS」を出店したのを皮切りに立川・吉祥寺など西東京エリアでドミナント展開を続けてきたが、15年目となる今年、グローバル時代に研鑽を積んだ原宿に凱旋。自身のブランドでこの街に新しい価値を創出しようとしている。


取材・執筆 : 石村紀子 2015年6月22日執筆

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