12月の街角景気、回復傾向。政府経済対策へ期待。

内閣府が2014年12月の景気ウォッチャー調査結果を発表した。飲食関連で3ヶ月前と比較した景気の現状判断は、11月から6.5ポイント改善し、45.1ポイントに回復した。今年夏ころと同じレベル。2~3ヶ月先の景気の先行き判断も11月から6.2ポイント上昇し、45.7ポイントとなった。物価上昇への懸念等が引き続きみれるものの、経済対策や燃料価格低下への期待感がある。

■街の声
・「毎年 12 月 31 日まで開店しているが、年末の利用客は観光客が大半であった。また、税込価格での価格指定の予約もあったため、前年と比べると消費税増税相当額だけ売上が減少している。」(北海道・高級レストラン)
・「サービスや値段の安いメニューへのシフトが続いており、消費者の財布のひもは確実に引き締まっていると感じられる。」(北関東・一般レストラン)
・「宴会の件数が改善してきて、客単価も多少良くなっている。フリーの客が増えてきてくれれば良くなっていく。」(北関東・スナック)
・「12 月前半は会社関係の忘年会はあったが、総選挙の影響で全体的に動きが鈍く悪かった。後半は結構忙しくなったが、前半の出遅れを取り戻すのは難しく、例年に比べると悪かった。」(九州・高級レストラン) 
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2015/0113watcher/watcher1.pdf

取材・執筆 : 安田正明 2015年1月13日執筆

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