【２００９年７月】

【名前】ラミエル　さん（東京都）
【年齢】３０代
【調査員歴】１年
【性別】女性
【職業】専業主婦
【趣味】ゴルフ

【MVPに選ばれたポイント】
7月はS1グランプリ審査に積極的にご応募して頂いたうえで、通常調査も実施が素早く、調査票の提出も即日や翌日に徹底されていたのでとても助かりました。調査内容は具体的で状況が分かり易く、改善提案も押しつけがましくない表現で的確に伝えておられるため、クライアント様からも「分かりやすい」「しっかり厳しく見てもらっている」「やっぱりお客さんはそう思っているんですね、前からこの点が気になっていたんですよ」といった声が寄せられた調査員さんです。安心して調査をお任せできる方として、7月期MVPは満場一致での受賞となりました。

【全国の調査員の方へのメッセージ】
調査に際して特に意識を払っているのは、「快適に過ごせるかどうか」という点です。居心地の悪さを感じたならば、その原因は何か、どのように改善すれば快適な空間になるか、を極力具体的に記述しています。また、調査票を読んですぐに改善できるよう、笑顔の有無や作業姿勢、お店の清潔さ、お客様とのやり取りや言葉遣いといった「ソフト面」「サービス面」へのコメントを中心に記載するよう心掛けています。お店のスタッフさんがさらにやる気を持ってお仕事に取り組めるような調査票を、今後も目指したいと思います。

【調査票内で良かったコメントをピックアップ致しましたので、皆さんご参考になさって下さい】

・BAD POINTコメント
追加のお料理のお勧めや「このワインにはこのお料理が合います」といった提案が無かったのが残念でした。オーダーを取って下さったスタッフさんは、メニューの種類の多さに戸惑っているこちらの様子に配慮して頂けず、どのような味付けでどのようなお酒が合うかをこちらから質問せざるを得ない状況で、こちらが「このお料理でしたら白ワインですよね」と言わないと会話が進まない上に、「そうですね」といった曖昧な相槌しか頂けませんでした。

・座席案内で気になったことに対するコメント
一名での入店でしたが、ウエイティングスペースから見える位置の四人掛けのテーブルに通されたので、一人で占拠しているのが心苦しく、ウエイティングスペースで待っている他のお客様の視線も気になり、とても居心地が悪かったです。通されたのは四人掛けといっても二人掛けのテーブルを横にくっつけて並べているだけのだったので、一人客を通すのであれば、通す際にテーブルを少し離して配置し、二人掛けのテーブルを二卓として利用した方が、お待たせしてしまっているお客様を少しでも早くお通し出来ると思いました。他にも四人掛けのテーブル席を一名や二名で利用しているテーブルがいくつも見受けられたので、四人掛けのテーブルには三名以上のお客様を通すよう極力徹底したり、四人掛けと二人掛けをフレキシブルに変えられるテーブルは状況に応じて配置を変えたりして、お客様をお待たせしないで済むよう工夫した方が良いと思いました。

・総合コメント
滞在中は常にお客様が入り口で2組程度待っていらっしゃる程の混雑ぶりでしたが、ウエイティングのお客様に「只今お席をご用意致します」「もう少々お待ちください」といった声掛けを随時行っていたのが大変好印象でした。ワインの種類が豊富で、グラス・デカンタ・ボトルのどのサイズであっても価格が量に正比例していたので、少量から色々な種類を気軽に試したり、ボトルで好きなワインをしっかり味わったり、といった具合に、状況や目的に応じて幅広く選択できるのが魅力的だと思いました。レシートについて、合計金額しか記載されておらず、内訳の料理名や金額が記載されていなかったので、本当に飲食した通りの合計が正しく計算されているのかどうか不安になってしまいました。お会計の際に、「グラスビール　お二つで840円、ポテトのニョッキが630円」といった具合に、内訳を読み上げて頂きたいと思いました。常にウエイティングが出る程の賑わいがお店の雰囲気に合っていて良かったのですが、スタッフさんが忙殺されてしまって、ドリンクのお替りを提案したり空いたグラスにお水を注ぐといった細かいサービスをする余裕が見られなかったので、多忙時でもお客様が居心地良く過ごせるようにして欲しいと思いました。