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やじうま速報

外食ニュース

2015年7月09日(木)11:31 やじうま速報

6月の街角景気、回復基調続くも物価上昇への懸念みられる。

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取材・執筆 : 廣瀬春華 2015年7月9日執筆

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3か月前と比較しての景気の現状に対する判断は、飲食関連で5月の52.6ポイントより3.5ポイント後退し49.1ポイント。横ばいを示す50ポイントを割った。2~3か月先の景気の先行きに対する判断は、5月と変わらず52.4ポイント。景気は、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、夏のボーナス、外国人観光需要、プレミアム付商品券への期待等がみられる。

 

■街の声

・「例年より早く気温が高くなったことで、特に生ビールや清涼飲料水の販売量が伸びている。また、プレミアム付商品券が発売となり、わずかながらも消費者の購買意欲が高まっている様がうかがえる」(東北・その他専門店[酒])
・「ランチタイムの繁忙時間の人通りがやや少ないようである。急な降雨など時期的なものもあり、近場のビル内の店舗に客が流れている」(南関東・一般レストラン)
・「外食関係では北陸新幹線開業による効果は6月中旬頃からやや落ち着き始めた。しかしプレミアム付商品券の効果がじわりじわりと出てきており、全体でみると良い状況で変わらない状況が続いている」(北陸・一般レストラン)
・「来客数、売上高はまだ伸びると見込む。しかし人手不足が深刻で既存従業員の負担が大きい。現状は残業代、既存従業員が辞めない環境づくり、人材募集などの人に関わる経費の増加が著しく、このままでは運営継続と適正利益確保が難しくなると予測している」(北陸・一般レストラン)

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