2009年1月23日

●外食アワード2008、受賞者決定。マック、ハイディ日高、AP、エムグラント。

外食産業界でその年に活躍した人、話題になった人を外食産業記者会が表彰している。2008年の受賞者が決まった。

原田 泳幸(はらだ えいこう)氏
日本マクドナルドホールディングス株式会社  代表取締役会長兼社長兼CEO

<表彰理由>
外食産業以外から外食産業リーディングカンパニーのトップに着任して5年。経営環境が逆風にある中で、既存の外食事業者にはない、アグレッシブな感覚で、新商品をはじめとした経営戦略を次々と打ち出し、同社の業績を飛躍的に伸ばした。2008年は24時間営業店舗の拡大や、クオーターパウンダーの導入など、新しい施策を打ち出した。
神田 正(かんだ ただし)氏
株式会社ハイデイ日高 代表取締役社長

<表彰理由>
「中華食堂日高屋」を1都3県に217店舗(2008年12月末現在)を展開。ラーメンだけでなく、炒め物やアルコールも提供して「ちょっと一杯飲みたい」といった需要も取り込む。いろいろな使い方に対応できる業態という認知が広がり、既存店売上高も増収を確保している。出店も順調で駅前立地で店舗展開を広げる。
米山 久(よねやま ひさし)氏
株式会社エー・ピーカンパニー 代表取締役

<表彰理由>
銘柄地鶏「みやざき地頭鶏」の自社養鶏場を持つことで、こだわり食材をリーズナブルな価格で提供することに成功。月商1,000万円クラスの繁盛店を次々作り出し、設立から5年で33店の規模に急成長した。新興企業ながら、飲食業の新しいビジネスモデルを提示すると共に、食材産地の雇用を作り出し、第一次産業の活性化に貢献した意義は大きい。
井戸 実(いど みのる)氏
株式会社エムグラントフードサービス 代表取締役

<表彰理由>
ロードサイドの居抜き物件でステーキ・ハンバーグ業態の多店化を実現。他社の撤退物件を有望物件として生かすローコスト出店・お値打ち価格戦略で、郊外市場に新たな商機を見出した経営手腕が注目を集める。2006年の会社設立から2年強、30歳の若さで30店舗以上を展開する成長企業へと躍進した。
熊井 英水(くまい ひでみ)氏
近畿大学理事・前近畿大学水産研究所所長

<表彰理由>
困難と言われていたクロマグロの完全養殖技術の開発、改良を主導し、約30年の歳月をかけて実用化レベルにまで引き上げた。2007年末には完全養殖クロマグロの稚魚を種苗として国内養殖事業者に初出荷するなど、天然マグロ資源の枯渇する中で安定的な食材供給への期待が大きい。関連事業にも幅広く従事し、市場開拓に功績を残した。
丸山 清明(まるやま きよあき)氏
中央農業総合研究センター所長

<表彰理由>
生産者と消費者の結びつきを強める「緑提灯運動」を提唱(04年4月)。小樽を皮切りに、流通・外食を巻き込み、全国の加盟店は1,640店舗(08年12月末)に達した。国産食材50% 以上、自己申告がポイントで、日本の食料自給率の向上につなぐことを目指す。