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お店を知る

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2017年6月13日(火)14:47

大阪に朝から夜まで全方位で楽しめるダイニングレストランが新登場!「FIFTH SEASON(フィフスシーズン)」(大阪・中之島/ファインダイニングレストラン)

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取材・執筆 : 西尾明彦 2017年6月3日

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 専門業態が強い大阪に、コンセプト・料理・ドリンク・価格帯・内装・サービスの総合力の高さで勝負する、ファインダイニングレストラン「FIFTH SEASON(フィフスシーズン)」が4月17日にオープン。モーニングから、ランチ・カフェ・ディナーと通し営業で、これまで街になかった需要を掘り起こし、早くも人気店となっている。運営元は株式会社J.フロントフーズ。

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4つのシーズンに加えて、5つ目のシーズンは季節感あるお皿(料理)で表現する。

 J.フロントフーズは、J.フロントリテイリング株式会社のグループ企業で、レストランピーコックと松栄食品の合併により2009年に誕生。百貨店やSCを中心に全国に13業態33店舗を展開。15年3月から神山満氏が同社の指揮を執る。

 神山氏は完全実力主義のグローバルダイニングで出店戦略や商品企画などを担当し、ヒュージでは「リゴレット」「レストラン ダズル」などの業態開発を手掛けてきた。新たに出店する今回のレストランには、オープン前から注目が集まっていた。

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店舗ファサード。京阪中之島線「渡辺橋」駅、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅直結。各線梅田駅からも徒歩圏内。

「大阪は専門店が強い街で、トータルダイニングは難しいと、多くの方に言われました。でも、あまりないからこそニーズがあるのではと思っています。オープン1ヵ月で予約も多く、絶好調です」と、代表取締役の神山満氏は意欲的に語る。

 入居するフェスティバルタワーは、高さ200mが対をなすツインタワー。タワーウエストの高層階にはコンラッドホテル、オフィスフロアには東京本社の有名企業も多数入居するインテリジェンスビル。

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テラス席28席は、近隣の外国人客のお気に入りとなっており、格好良く昼飲みする姿が日常になっている。

「中之島エリアでは一等立地ですが、飲食店をやるには難しい立地でもあります」

 そのため、出店に際して、半径500メートル圏内の飲食店を徹底リサーチ。海外などにも視察も行った。

 店内は94席あり、フロアごとに席の仕様や照明も調節し、TPOに応じて使い分けられる便利さを追求した。結婚式2次会など、パーティー会場として貸し切り利用もできる。

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入口を入るとオープンな雰囲気のバーエリア。ハイテーブルは週末のバータイムにはスタンディング仕様になる。

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デシャップが伸びたような、最も料理人に近い、ひと際目を引くシェフズテーブル。目の前で調理工程が見られる人気の席。

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奥に広がるダイニングエリア。

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落ち着いたボックス席。

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6名様までの完全個室あり。

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キッチン内に設置された、ガラス張りで厨房の様子が丸見えの個室「ラボ」。「同業のお客様も多いので、料理人はやりにくいと思います(笑)。次月メニューの試作など、ラボ限定で提供する特別メニューも考案中です」

 提供する料理は、イタリアンやフレンチを基調に、スパニッシュ、アメリカンの要素を取り入れた形式にとらわれない料理。できるだけ関西近郊から野菜、魚、肉を仕入れ、ビジネス街のど真ん中で地産地消に取り組んでいる。

「客単価3,000円台でいかにお客様に楽しんでいただくか。きちんとした設えで、ハイエンドなレストランのように、店内で仕込み手作りした料理がしっかり食べられて、値ごろ感がある、トータルのバランスの良さ。大人が楽しめるダイニングレストランを目指しています」

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特製ワゴンで各テーブルにて提供する「チョップドサラダ」は1,050円から。トッピングやドレッシングも豊富。「ご要望に合わせて、食物繊維が多い野菜や、低カロリーなものなど、お客様ごとにカスタマイズできると面白いのではと考えています」

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好きなメインを3種選べる「3フィートプレート」は4名様くらいからのお客様におすすめ。写真は、「幡州百日どりのロースト グレービーソース」、「ラムチョップ香草焼き」、「Tボーンステーキ」。

「中之島界隈は、女性が気軽に1杯飲めるお店が意外と少ないです。イメージしているのは、仕事帰りの女性が1人でフラッと立ち寄って、日常使いできるコストパフォーマンスのある、居心地のいいお店です」

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彩りも美しい「ベジタブルアート」(1,200円)

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ドリンクは、オリジナルカクテルを豊富に揃え、ジントニックはプレミアムジンをベースに、フレーバーのバリエーションは20種類。バーボンウイスキーはメーカーズマーク。ノンアルコールにも力を入れており、見た目にも楽しい「アイスバー・スプラッシュ」(600円)などを用意した。

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「ブルックリンエッグサンド」「自家製グラノーラとフルーツ」など、モーニングは500円から。

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パスタやピッツア、サラダなどランチは750円から。

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カフェタイムには「自家製アップルパイ」(550円)

「1年後の目標は予約が取れないお店です。1~2年内には東京に進出を予定しており、物件探しも既に始めています。グループ本体が、百貨店ではない『GINZA SIX(ギンザシックス)』を開業したように、今、変化が求められています」

「どのお店も同じ金太郎飴では面白くありませんし、お客様に飽きられてしまうので、ベースの6割は同じでも、4割は店舗ごとに変化をつけます。常に自分が一番うるさいお客であろうと思います。レストラン屋のこだわりです」

「弊社には、有名洋食店に負けないような、美味しいドミグラスソースが作れる熟練シェフがいます。そうした人材が活躍できるような年齢・性別にマッチングした業態も今後考えています」

 企業理念ある「大切な人を連れて行きたくなるお店」をつくり続ける神山氏。新業態のストックは7つあるという。新たな引き出しはいつ、どこで披露されるのか。神山氏と同社の展開は、更に注目を集めそうだ。

■株式会社J.フロントフーズ
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1-7-3 大丸北炭屋町ビル2階
TEL. 06-6281-1125
http://j-frontfoods.co.jp/

■FIFTH SEASON(フィフスシーズン)
住所:大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワーWEST 1F
TEL.06-7507-2073
営業時間 7:30~23:30(土日祝は11:00~)
モーニング 7:30~11:00/ランチ 11:00~15:00/カフェ 15:00〜17:00
ディナー 17:00~23:30
定休日:施設に準ずる
http://j-frontfoods.co.jp/fifthseason/

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