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お店を知る

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2016年10月14日(金)12:39

コンセプトは"麦"。名古屋で話題の国産クラフトビール×肉バル「バーレイウィート」が9/10(土)蒲田にオープン。

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取材・執筆 : 中山秀明 2016年10月14日

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関東、関西、東海と広いエリアで約30店舗を展開する「株式会社クリエイトテーブル(大阪市北区 代表取締役:東條亮氏)」が、蒲田に新業態となる「バーレイウィート」を9月10日(土)オープンさせた。麦をコンセプトに、クラフトビールと肉料理を軸にしているが、特にドリンクに関しては国産に絞っているのがポイントである。主力となるメニューを中心に、東條社長のコメントも含めてレポートしていこう。

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場所は蒲田駅東口から出て約2分のところ。全5階のビルの4階となり、1階にはAp companyによる「日南市じとっこ組合」が入っている。

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カウンターからホームが覗けるほど駅に近い。きわめて好立地といえよう。

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もともとグループ会社が手掛ける日本酒と海鮮の居酒屋だった。内装を欧風に一新させ、業態のリニューアルをはかったのである。

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シートは全60席で、その多くがテーブルタイプとなる。ボックス席もいくつかあり、そのほかはカウンターと個室だ。

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タップ数は全15。1樽なくなるごとに新しいものと入れ替えていくため、毎日違う種類のビールが楽しめる。

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左から「サンクトガーレン 湘南ゴールド」、「富士桜高原 ヴァイツェン」、「さくらブルワリー ロンドンペールエール」。このサイズは360mlのレギュラーで、一律810円(プレミアムモルツのみレギュラーで540円)だ。なお240mlのスモール(540円)と、480mlのパイント(1080円)もある。オーダーシートはあえて付けており、これによってどのビールかがひと目でわかるようになっているのだ。

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ここからは料理を紹介。これはお通しの「枝豆のガーリックソテー」だ。なお、チャージは216円となる。

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「自家製エールピクルス」(324円)。エールが入ったマリネビネガーに季節の野菜を漬け込み提供される。酸味の中にほどよい甘味があって、どんなタイプのビールとも相性抜群だ。

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一番の名物はアンガス牛骨付きのリブロース「トマホークステーキ」だ。オーダー方法が面白く、厚さ3cm(約600~750g)か厚さ1.5cm(約300~400g)の2タイプからまずチョイス。量り売りになっており、1gは11円だ。この日オーダーしたものは433gの部位。ペレットが付いてくるので、好みの焼き加減に調整できるのもうれしい。

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「BARLEYサラダ」(842円)。トレンドとして注目される、チョップドサラダスタイルで提供。グラスを抜くと、中の野菜が散りばめられる演出だ。大麦=バーレイが入っているのもポイントで、自家製レモンドレッシングで味わおう。

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「スペアリブのスタウト煮込み」(900円)。うまみたっぷりの黒ビールで柔らかく煮込まれており、ホロホロの食感がおいしい。

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「生ポテトフライ~テテドモア乗せ~」(626円)。外はカリッと、中はホクホクに揚げられており、比較的に軽い食感で味わえる。「テテドモア」という滑らかなチーズを、提供前にスタッフが目の前で削ってくれるのも魅力だ。

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ステーキと双璧をなす名物が、全17種をそろえるソーセージ。特にこの「ソーセージ4種盛り」(1296円)は各4ジャンルのソーセージから好きなものを1品ずつ選べる一番のおススメだ。左から「北上四匠豚フランク」(単品は540円)、「骨付きフランク」(単品は432円)、「イカ墨ウィンナー」(単品は194円)、「トリュフウィンナー」(単品は302円)。

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ピッツァはナポリスタイルで2種を用意。写真は「クワトロフォルマッジョ」(864円)だ。好みでハチミツをかけていただこう。

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比較的に珍しいのが「マンガリッツァホットドッグ~チョリソー」(540円)。ソーセージを豊富にそろえる同店ならではの一皿といえよう。

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左は「ベアードブルーイング 黒船ポーター」のレギュラー(810円)。右は本坊酒造「マルスウイスキーエクストラ」を使った地ハイボール(540円)である。このほか、ハイボールは福島と宮崎の地ウイスキーを使ったものがラインナップ。またワインはすべて日本ワインでグラス540円、ボトル2700円~だ。

 「バーレイウィート」は1店舗目を8月10日に名古屋にオープン(関連会社の「ローカル・プロデュース株式会社」が運営)しており、その時すでに蒲田店のオープンも決まっていた。エリアでいえばやはり東京のほうがクラフトビールの浸透率は高く、とはいえ名古屋店は情報感度の高いグルマンを中心に好評とか。

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株式会社クリエイトテーブルの東條社長。本拠地は関西であるが、この日は東京まで駆けつけてくれた。

 名古屋店は大きな窯があるためよりピッツァが豊富で、蒲田はそれがない分ソーセージに力を入れているそう。東條社長は語る。「クラフトビールは8~10スタイルを用意し、約2種類ずつで多彩な味わいを楽しんでいただけるようにしました。また専門店ということで、専用のグラスを用意するとともに提供温度も季節によって最適な温度管理を行います。さらには各スタイルの特長をベストの状態で楽しめるようガス圧を調整するなど、できるところはとことんこだわっていきたいですね」

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ピルスナー、スタウト、ペールエール、ポーター、IPA、ランビック、フルーツビール、ヴァイツェン、セゾンなどスタイルの種類はきわめて豊富。最初は「3種飲み比べセット」(972円)もいいだろう。

 実は、蒲田における国内クラフトビール事情はこれまでさほど熱くなく、むしろカフェ系のレストランが閉店していたほどだった。だが同店には種類豊富なラインナップがあり、ビール以外にも楽しめる"和イン"や"和イスキー"などがあり、それらと相性抜群の料理もそろっている。フードペアリングだけでなく、さまざまな選択肢があるというのは非常にユーザビリティが高く魅力的だ。画期的な業態を多数運営する同社だけに、3店舗目といった今後の躍進も実に楽しみでならない。

■JAPANESE CRAFT BEER BARLEY WHEAT 蒲田店
住所:東京都大田区西蒲田7-67-14 SANKOビル4F
TEL. 03-3731-5131
営業時間:月~金17:00~23:30(L.O.料理22:45 L.O.ドリンク23:00)、土日祝12:00~23:30(L.O.料理22:45 L.O.ドリンク23:00)
定休日:なし
http://www.localproduce.jp/

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