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やじうま速報

外食ニュース

2018年7月31日(火)10:56 やじうま速報

2017年外食産業市場規模、25兆6千億円、0.8%増加。6年連続の伸び。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年7月31日執筆

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 一般社団法人 日本フードサービス協会が、2017年外食産業市場規模推計を発表した。外食産業市場規模は、1 人当たり外食支出額の増加、訪日外国人の増加、法人交際費の増加傾向などにより、前年比 0.8%増加し、25兆6,561億円と推計した。2012年から6年連続で増加した。

 飲食店、宿泊施設、社員食堂、病院給食などを含む「給食主体部門」の市場規模は、市場規模全体の 80.6%を占め、20 兆 6,824 億円と、前年より 1.3%増加した。 「給食主体部門」のうち、飲食店、宿泊施設などの「営業給食」の市場規模は、全体の 67.4%を占め、17兆3,002億円で、前年より 1.5%増加している。

 「飲食店」の市場規模は、前年より 1.8%増加し、14 兆 1,581 億円となった。内訳をみると、ファミリーレストランや一般食堂、専門料理店等を含む「食堂・レストラン」(対前年増減率 1.6%増)、「そば・うどん店」(立ち食いそば・うどん店を含む。)(同 2.7%増)、回転寿司を含む「すし店」(同 0.1%増)、「その他の飲食店」(ファーストフードのハンバーガー店、お好み焼き店を含む。)(同 3.9%増)は増加した。

 ホテル、旅館での食事・宴会などの「宿泊施設」の市場規模は、日本人国内旅客数は減少したものの、引き続き訪日外国人のインバウンド需要などが好調で、前年より 0.2%増加した。

  「集団給食」の市場規模は、全体の 13.2%を占め、3 兆 3,822 億円と、前年より 0.2%増加した。「学校給食」(主として小学校、中学校等の給食で、大学の学生食堂は含まない。)は、対象児童数の減少傾向から、前年より 1.4%減少した。「事業所給食」は、雇用者数の増加傾向などから、「社員食堂等給食」は 0.1%、「弁当給食」は 1.0%、ともに増加した。「病院給食」は、国民医療費が増加傾向であるが、入院時食事療養費の医療費に占める割合は減少傾向であるため、 0.2%減少した。「保育所給食」は、保育所の在所者数の増加傾向などから、前年より 2.2%増加した。

 「料飲主体部門」の市場規模は、全体の 19.4%を占め、4兆9,737億円と、前年より0.9%減少した。「喫茶店」は、前年より 1.6%増加し、1 兆 1,358 億円となった。「居酒屋・ビヤホール等」は、前年より 1.4%減少し、1 兆 94 億円に、「料亭・バー等」は、前年より 1.7%減少し 2 兆 8,285 億円となった。 

 外食産業には含まれないが、持ち帰り弁当店や惣菜店などの「料理品小売業」の市場規模は、7 兆7,040億円で、前年より 2.1%増加した。「料理品小売業(重複する弁当給食を除く。)」の市場規模を加えた「広義の外食産業市場規模」は、32 兆 8,176 億円で、前年より 1.1%増加した。

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