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2018年7月18日(水)17:02 IR情報

ドトール・日レス第1Q、人件費増で減収。注力は、惣菜・焼肉「腰塚」。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年7月18日執筆

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 株式会社ドトール・日レスホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野正則)が2019年2月期決算第1Q(2018年3~5月)実績を発表した、売上高32,760百万円、0.9%減。営業利益2,742百万円、14.5%減。経常利益2,754百万円、13.7%減。人員確保やアルバイトの時給増などによる人件費が増加した。

 日本レストランシステムグループでは、洋麺屋五右衛門を中心とした既存事業のブラッシュアップに注力したほか、「星乃珈琲店」を新規出店するなど、店舗網の拡大に努めた。その結果、星乃珈琲店の店舗数は、平成30年5月末時点で国内においては223店舗となり、うち加盟店は19店舗となった。また、コーヒーの味にこだわったメニュー替えを実施し従来のメインであった「星乃ブレンド」に加え新たに、「彦星ブレンド」「織姫ブレンド」の2種を加えるとともにドリンクセットを充実させた。また、肉業態に注力し、横浜市のたまプラーザ、ジョイナステラス二俣川に「腰塚」ブランドで惣菜・焼肉店を出店した。結果、売上高は増加したものの人員確保やアルバイトの時給増などによる人件費が増加したことにより、日本レストランシステムグループにおける売上高は112億34百万円、4.1%増だが、セグメント利益は11億39百万円、18.7%減となった。

 ドトールコーヒーグループの小売事業及びフランチャイズ事業においては、ドトールコーヒーショップを中心に、昨年来のテーマ「MADE IN JAPAN~厳選された国産素材の提供~」に季節性を加えることで、魅力ある商品作りに注力した。ドトールコーヒーショップでは、国産牛を使用した「ミラノサンド国産牛グリルビーフ」や沖縄県西表島産黒糖を100%使用した「黒糖ラテ」などを発売した。また、大宮駅東口にドトール珈琲農園の4号店を新規出店、さらに関西エリアでの新たな展開として、日本人による日本人のための珈琲「神乃珈琲」を京都・四条高倉に出店した。卸売事業においては、ドリップコーヒーやコーヒー原料などの販路および取引先の拡大、またコンビニエンス・ストアを中心にチルド飲料など定番商品と新商品の継続的な投入に注力したほか、他企業とのコラボレーションなど新たな商品の開発・販売を行った。結果、ドトールコーヒーグループにおける売上高は199億43百万円、2.3%減、セグメント利益は13億84百万円、4.6%減となった。

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焼肉「腰塚」自由が丘店。精肉小売も行う。日本食肉格付協会専門委員である腰塚源一氏が厳選した国産牛のみを使用し、中でもA4ランクまたはA5ランクのものを提供する。

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