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やじうま速報

外食ニュース

2018年5月25日(金)17:05 やじうま速報

4月の市場、20ヶ月連続で前年プラス。客単価上昇続く。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年5月25日執筆

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 一般社団法人日本フードサービス協会(略称:JF=ジェフ 本部:東京都港区 会長:菊地唯夫)は協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2018年4月度の集計結果をまとめた。4月は、花見需要のピークが3月に早まったことで、持ち帰り米飯/回転寿司、FR、居酒屋などに集客の影響が見られたが、最近の価格改定の傾向や高単価商品の好調などにより客単価上昇が続いており、全体売上は101.8%と20ヵ月連続して前年を上回った。

 ファーストフード業態は、全体売上は102.1%と前年を上回った。「洋風」は、定番商品をアレンジした新商品が牽引し、客数・客単価ともに上昇、売上は103.4%。「和風」は、原料高による価格改定等で客単価の上昇が続いており、売上104.1%。「麺類は、店舗増と客単価の上昇により売上103.5%。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、花見需要のピークが3月に前倒しとなり客足に影響したものの、価格が高めの商品の投入が奏功し客単価が上昇、売上は100.1%。「その他」は、携帯会社とのコラボキャンペーンの規模を縮小した「アイスクリーム」が昨年ほどの集客に至らず、売上91.2%となった。

 ファミリーレストラン業態は、全体売上は101.7%と前年を上回った。業種別では、「洋風」は、引き続き店舗限定の特別メニューや高付加価値メニューが好評で客単価が上昇し、売上100.5%。「和風」は、花見需要の前倒しなどが影響し、売上99.3%。「中華」は、引き続きお客様感謝キャンペーンによる集客増で売上は106.1%。「焼き肉」は根強い肉ブームに加え、メディア露出による集客効果などで売上は好調を維持、105.7%と17ヵ月連続して前年を上回った。

 パブ・居酒屋業態の飲酒業態では、歓迎会需要などがあったものの、引き続く店舗減少に加え、花見需要のピークが3月に早まり客数に影響、売上は前年を下回り96.7%。「パブ・ビアホール」は、新社会人等の若年層のグループ需要をとらえたところもあり、売上は100.6%。「居酒屋」は、店舗減少に加えて、低中価格帯の店ではFF・FRの酒販売やコンビニとの競争もあり、売上は95.7%。

 ディナーレストラン業態は、歓迎会需要や大型商業施設への出店などが好調で、売上は104.0%となった。

 喫茶業態は、季節のドリンク、高単価のフェアメニュー、大きめのドリンクなどが奏功し客単価が上昇、売上は103.2%。

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