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2018年3月27日(火)16:28 やじうま速報

モスバーガー、最短3年の独立支援を導入。FCオーナーの若返り図る。

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取材・執筆 : 加藤一 2018年3月27日執筆

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 モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中村 栄輔)が、新年度となる 4 月より独立希望者向け採用・教育制度「サンライズシステム」を導入する。独立希望者を採用し、3 年間という短期間で加盟店オーナーに育成・輩出していくことで、チェーンの若返りを促進する。

 今回導入する「サンライズシステム」は、オーナーとして独立することを前提に、将来の独立希望者を採用・教育する支援制度。入社後 3 年を目途に、該当社員が独立する際には、200万円の加盟金を 50 万円に減額し、開業資金の補助として 100 万円を支給する。店舗取得についても、独立時の資金状況に合わせて、「一括買取型」、「分割買取型」、「レンタル型」の 3 タイプから選択できる。

 入社後は、同社の100%出資店舗運営子会社である株式会社モスストアカンパニーに出向し、店舗で経験を積みながら、各種研修を経て、経営者として必要なマインドを学ぶ。2018 年度中に 5 名の独立希望者の採用、2022 年度までに 40 人の独立希望者の採用を目指す。

 モスバーガーは創業から 46 年が経ち、加盟店オーナーの平均年齢は 59 歳となっている。スムーズな事業承継による若返りは重要な経営課題であり、10 数年前より取り組んでいる次世代向けオーナー研修も 2015 年には大幅に見直しを行い、強化することで、新たなオーナーの育成を促進してきた。加えて、2016 年には、社員独立制度をグループ会社まで拡大した。今回の制度導入により、さらに積極的に次世代オーナーを獲得し、チェーンの成長力を高めていく。

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