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ニューオープン

外食ニュース

2016年3月04日(金)17:32 ニューオープン

湾岸タワーマンション郡に突然、老舗が現れた、「鶏鬨(とりどき)」。

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取材・執筆 : 安田正明 2016年3月2日取材

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 東京・新川に焼鳥店「鶏鬨(とりどき)」が3月2日オープンした。焼肉スタイルの焼鳥店「鳥番長」などを展開する株式会社バイタリティの14店舗目。「鶏鬨」ブランドは既に勝鬨に2店舗あり、3店舗目。焼鳥と十割そばが売りだ。勝鬨、月島、佃など湾岸エリアのタワーマンションに住む高所得者に支持されている。老舗風の外観が目の肥えたお客様を惹きつける。初日から芸能人も来店したそうだ。

 新川店は自動車整備工場跡。3フロアからなる。1階は活気の伝わるオープンキッチンとそれを囲むカウンター席、そしてテーブル席。2階は個室。地下は焼鳥店なのに何故かシャンデリアが吊るされたVIPルーム。オープンキッチンの間を抜けるユニークな導線から地下にもぐる。お忍び的な個室にもかかわらず入る際は目立ってしまうのが気になるが。

 焼鳥は、1本250~300円(価格は税別)。名物はモモとムネに鳥皮を巻いて焼いた「とりどき」(280円)。ジューシーで、質・量と価格のバランスも納得できる。もう一つの名物、十割蕎麦のせいろは900円。器は蓋がされ期待感を高めるが、開けてみると、あまり美しいとは言えない盛り付けだった。今後の改善を期待したい。

 生ビールはプレモル「香るプレミアム」580円。今や定番のハイボールは、白州、山崎、ジムビームの3種。日本酒に割かれたメニュースペースは大きいが、純米や吟醸中心で1杯1000円前後が中心。ワインに比べて高くてマニア向け。熱燗、冷共にちろりに入れて提供される。最近は量が少なめの店舗が多い。しかし、正一合との表示があったものを計量カップで実際に測ってもらった所、正に一合だった。

 意外に家賃は高いらしく、売上を上げていかなければ成り立たない。目の肥えた高所得者の普段使いの店舗として愛されるようになるか、最初の3ヶ月が勝負だ。

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佃のリバーシティに向かう橋の手前にある。

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1階のオープンキッチン。

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上が名物「とりどき」。

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お通しは400円。

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盛り付けが残念だった十割蕎麦。

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日本酒は、ちろりで提供される。

■「鶏鬨」新川店
東京都中央区新川2-26-11 TEL:03-6280-3262
*ランチも営業している。


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