11月の街角景気は好転。消費税引き上げが近づくことに危惧。

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2013年12月09日（月）17:30 やじうま速報

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取材・執筆：安田正明（高橋苑子） 2013年12月9日執筆

飲食関連で、3ヶ月前と比較した景気の現状判断は11月に48.1ポイント。10月から2.4ポイント好転。横ばいを示す50ポイントに近づいた。2～3ヶ月先の景気の先行き判断は前月より6.2ポイントも低下し、47.8ポイント。消費税引上げによる新年からの消費マインドの低下を危惧している。

■街の声

・「現政権の経済対策により景気が大分良い企業もあるため、忘年会や新年会が数多く行わ

れることを期待している。」（北海道・スナック）

・「地元プロ野球球団の日本シリーズ進出、優勝に伴い、テレビ観戦の影響で飲食店向けは振

るわなかった」（東北・飲食料品卸売業）

・「相変わらず一般的には、消費税増税が念頭にあるようで、高級店には法事や祝い事のよう

な時にしか足が向かなくなっているようである。」（東北・一般レストラン）

・「いろいろな商品の値上がりや来年には消費税増税が控えていることから、消費者の財布

は非常に固くなっており、お金を使わない傾向にある。」（北関東・一般レストラン）

・前年の同時期と比べ、先の予約状況は横ばいないしやや悪い。政権交代したこともあっ

てか、前年は1月以降の受注が急に増えたが、今年は今のところ落ち着いている。」（南関東・高級レストラン）

・「消費税増税直前となり、ますます耐久財購買の需要が高まる分、外食支出が抑えられる。」

（東海・高級レストラン）

・「忘年会及び新年会の受注状況は例年同月並みで推移している。」（北陸・高級レストラン）

・「先般の食品表示問題や消費税増税による影響で、低価格帯のレストランに消費が移ることが予想される。」（近畿・高級レストラン）

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