●京橋駅北口から徒歩5分、京阪国道を渡ると見えてくるのが、お好み焼、焼きそばの「晃ちゃん」。平屋の店構えから、相当長く営業している感じが伝わってくる。間違えれば、プレハブ小屋のようである。この店の凄さは、何といっても創業50年以上続いていること。「晃ちゃん」の周りには、背の高いビルやタワーマンションが立っており、その狭間にポツンとある。店内は、まさに昭和にタイムスリップした感じである。お世辞でも店内はキレイでなく、カウンターの調味料もベタベタしているが、何故か気にならない。定番の豚玉と瓶ビールを注文すると、愛想笑いを一切しない店主(晃ちゃん?)が淡々とお好み焼を焼いてくれる。お好み焼を焼いている店主の目は真剣で、出された豚玉はキレイな円形で、まさに芸術である。一人客が多く、みんな常連のように、また、自分の家のように、メニューを見ないで、ビールと粉もんを注文して寛いでいる。昭和やレトロを再現したお店が多くなってきたが、やはり歴史だけは誰も真似できない。店名の晃ちゃんは「あきらちゃん」ではなく、「あきちゃん」と呼ぶみたいなので、気をつけて。お好み焼を食べながら、「周りの開発に負けないで頑張って!」と、心の中で叫んだ。(30代男性)
●初めて、星のついたお店で食事をした。西麻布にある「レフェルヴェソンス」。いつもは、大衆酒場専門の為、お洒落なファサード、エントランスに入店時から緊張してしまったが、スタッフさんの丁寧な接客で緊張がほぐれた。接客レベルが高いのも驚いたが、やはり料理!料理の懲りように、とても驚いた。普段、ガツ、シロ、アブラ等しか目にしていない自分には、聞いた事の無い食材や調理方法全てが新鮮だった。お皿が運ばれてくるたびに目を奪われ、食事が進むごとに楽しみが増していき、"食事"をとても楽しむ事ができた。中でも じっくりと低温で熱を加える「低速調理」の「富士川鱒」。ふわふわで柔らかく、かつ熱が入っているので旨みが凝縮されていた。また、一つのグラスの中で左右の温度が異なる(熱いのと冷たいのが半々)「金宣烏龍茶」にも驚いた。デザートも、雪だるまを模ったお菓子の中に、たくさんのスイーツが隠されていたりと、一皿一皿に驚きと、味わった事のない食感、味わいを感じる事ができた。やはり、星は違う!と実感。とても良い経験ができた。(30代男性)